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第1451回例会 岡谷工業高校ものづくり支援成果発表会 2025年1月20日

  • 執筆者の写真: Kazutoshi Fujimori
    Kazutoshi Fujimori
  • 1月20日
  • 読了時間: 6分

更新日:6月30日

◆岡谷工業高校「ものづくり支援成果発表」 

①諏訪湖の水質調査及びヒシの実の有効利用について  

科学部

1.諏訪湖の水質調査 平成23年からのデータを集計し比較をしたところ、現在の諏訪湖の水質は基準値以内に入っており綺麗なことが分かった。この13年の間で水温の変化が目に付いた。これは地球温暖化の影響で気温が上がったことにより水温も上昇していることが考えられる。平成18年から御神渡りが出現していないのも、水温の上昇が影響し

ているかもしれない。

2.ヒシの実の有効利用 諏訪湖の厄介者であるヒシの実を炭にして簡易浄水器を作成し、浄水実験を行った。酢酸溶液の吸着実験や、色水の吸着など実験を通して変化が見られたこともあり、炭としての性能はあったと思われる。

■まとめ:今後も諏訪地域の象徴でもある“諏訪湖”について、様々な面から調査研究を行っていきたいと考えています。引き続き諏訪湖の水質調査を継続して行い、事象や環境による変化の調査や、水温の上昇による水生生物や植物への影響も含め、今後も持続可能な社会や地域への貢献をしていきたいと考えています。

ご支援いただき購入した、ビュレットやメスシリンダー、実験用カセットコンロは引き続き大切に使用していきます。ありがとうございました。

②学んだ知識・技術を活かして地域貢献 電子機械科・情報技術科

■電気部のこれまでの取り組み

・ROBOCON IN 信州への参加と全国大会出場が目標

その他、地域貢献活動にも力を入れている:花田養護学校電子ピアノ製作、自助具の作成/岡谷市、茅野市 ロボッ

ト教室/岡谷市ものづくりフェア ものづくり教室/ faスペースhana_re 工作教室補助/ LCV 御柱祭カウント

ダウンボード

◎ロボット教室:岡谷市蚕糸博物館・茅野市八ヶ岳総合博物館にて実施 地元小学生(高学年)述べ120名が参加

◎ものづくり教室:岡谷市ものづくりフェアにて実施 小学生低学年向け

※2月1日 岡谷市ものづくりフェアにて工作教室を実施

③基板設計技術を応用して学校をPRする 電気科

岡谷工業高校:去年の求人数はここ10年の中で383人と最も多い。令和6年度から募集数が1クラス規模減少し、統廃合も検討されている。どのようにしてPRをしようかと考えたとき

に、学校で学んだ 「基板を設計する実習」 がとても楽しかったので、その技術を応用しようと考えました。

また、授業では、基板加工機を用いて、生基板から作っていましたが、もう少し勉強してデータをちゃんと作れば、

基板発注会社に製造を委託してオリジナルの製品が作れることを知りました。そこで目をつけたのがプリント基板定

規です。

まとめ:便利な機能とカッコよさを両立することが難しかった

・人のために作るモノづくり→使う立場に立って作りたい

・この先のものづくりで消費者のことを考えたい

学校のPR:配布先・岡谷工業高校 中学生体験入学/ロボコン in 信州でのラジオ工作教室/諏訪実業高校の文化祭

  

④ものづくりコンテスト 電子回路組立部門への挑戦  情報技術科

 ものづくりコンテスト電子回路部門において上位入賞を目標に日々練習に励んできています。北信越大

会で出題された課題として、入力対象に応じて出力対象の動作の仕様があたえられます。仕様をもとに、

正しく動作するようにプログラムを記述します。

 まずは、設計仕様に基づき、支給される電子部品等を用いて回路基板・製作します(入力回路)。また、大会当日に提示される仕様に基づいたプログラムを作成し,制御用マイコンにプログラムを転送し実行させその正確性を競うというものです。それぞれの分野や取り組む今年にしている目標時間で、配点が多く差が付きやすいプログラムに時間をかけれるように、回路製作の時間をできるだけ短縮する努力を行っています。

 入力部品は大会当日まで使用されるか、また、どのような動作が求められるかは、大会が開始されるまでわからないため、ある程度どんな仕様にも対応できる様に回路を製作できたり、プログラムを記述できるようになるには、多くの練習の時間が必要になります。

大会の後の活動:モノコンで得た技術プログラミングやはんだ付けをキレイに素早くできるようになりました!北信越大会は完走せずに予選敗退となってしまいましたが、来年に向けて先ずはROBOKON IN SHINSYUの優勝へ向けて、モノコンと同時進行で努力していきます。

⑤新マイコン(RA4M1)を用いたマイコンカーの製作 

 電気部電子機械科・情報技術科

 マイコンカーラリー競技とは様々な難所があるコースをどれだけ早いタイムで一周できるかを競う競技です。今回の経験から見えてきた課題は一人だけで行うとどこかで見落としがあったり独りよがりで平面的な発想しか生まれないため多くの失敗をしてしまいました。また、全国大会に参加したさいに、他校の機能ごとにまとめてパーツ配置された見栄えも美しい基板を見て、誰もがパッと見て回路を理解できるため、トラブル時に誰でも素早く対応できるとも思いました。これらの経験から、多くの意見を取り込み多面的な発想を生み出すことの大切さや、使いやすく美しいデザインの発想を別の開発に生かしていいきたいと思います。また、作る前に気づくことのできるハードウェア面での不備を見取り図を作り改善点を洗い出すことでわかりやすくしていくべきであることがこれからの課題です。

 これらの学んだことを後輩に引継ぎ、今後はさらに安定した回路を設計し、上位入賞を目指してほしいと思います。この経験を通して回路設計に興味を持ちました。大学に進学後は、より専門的な知識や技術的を身に着け将来は、回路設計技術者として社会へ貢献したいと思います。この度は、多額のご支援をいただきありがとうございました。

⑥高校生ロボット競技大会用ロボットの製作  電子機械科・電気科

ご支援頂いた部品の用途について リニアガイド エアシリンダー 空圧機器

多くの部品を支援していただいたおかげで、機構の精度や強度をより良いものにすることができました。

今年度(2024年)の大会成績について

2024 ロボコンin信州の結果:ロボコンin信州 キャリー部門“準優勝”

全国高等学校ロボット競技大会 栃木県開催へ“出場決定”

結果 全95チーム中 全国10位にランクイン しかし、

上位入賞は果たせず…

失敗をもとに改善すべきところ

・全体で対策会議 ・トラブルを想定した対策、練習 

・点検箇所の少ない設計 ・班のメンバーに意思疎通を取る機会を増やす

 
 
 

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