第1497回例会 卓 話 『川岸学園開校に向けて』(2026年4月20日)
- 4月20日
- 読了時間: 4分
更新日:6月10日

第1497回例会が4月20日に開催されました 。今回の例会ではロータリー財団委員会が担当となり 、ゲストスピーカーとして岡谷市教育委員会教育長の宮坂享様をお迎えしました 。
卓話では『川岸学園開校に向けて』と題し、現在整備が進められている新学園の基本構想や進捗状況、未来の教育デザインについて大変貴重なお話をいただきました 。
■ 1. めざす学園のイメージ:幼・保・小・中が繋がる「新たな学び舎」
少子化が進む社会に適応した「魅力と活力ある学校づくり」の推進を目指し、異年齢の子どもたちが日常的に繋がる先進的な教育環境の創出図られています 。
(1)9年制の義務教育学校の導入 : 小学校と中学校を区別せず、一人の校長、一貫した教育方針のもとで9年間にわたる一貫した教育課程を実践します 。
(2)公立幼保連携型認定こども園の校地内併設 : 保育認定と教育認定の子どもを同時に受け入れる施設を整備し、幼児期をもつ家庭の多様なニーズへの対応と幼児教育の充実を両立させます 。
(3)併設による大きなメリット : 小学校入学時の不適応とされる「小1プロブレム」の解消や緩和を図ります 。幼保小中が有機的に繋がる環境下での日常的な交流により、子どもたちの豊かな情操を育みます 。
■ 2. 現在の進捗状況と完成への歩み
現在は既存校舎の解体工事(第1期)を終え、川岸小学校校舎の大規模改修(長寿命化)や、小中学校を繋ぐ接続棟・渡り廊下の新築工事(第2期)といった基礎・鉄骨組みの段階へと進んでいます 。 工事期間中、1〜5年生はプレハブの仮校舎、6年生は岡谷西部中学校の校舎に分かれて学んでいますが 、新卒や新任職員を迎えた新学期の学校訪問でも、子どもたちは落ち着いた環境で元気に授業や学校生活を送っています 。
■ 3. 川岸学園が展開する「教育の特色」と5つの専門部会
現在、「自立し共生し幸せな未来を拓く」を学校教育目標に掲げ、具体的なグランドデザインの検討が重ねられています 。
【学校デザイン部会】 : 「笑顔虹色タイム」や「花咲く丘プロジェクト」といった地域と繋がる探究的な学びを展開します 。対話や個別最適なアプローチを取り入れた子ども主体の授業づくり、児童会・学友会の充実による自己肯定感の向上、誰一人取り残されないインクルーシブ教育の充実を推進します 。また、第2体育館跡地の高台には、木製遊具や畑、川岸の象徴であるツツジを植栽し、園児や児童が五感で学べる「自然学習広場」を造成予定です 。
【学校生活部会】 : 新しい制服の検討について、2028年度(令和10年度)以降の導入を見据えて生徒主体での議論を進めていきます 。
【地域コミュニティ・PTA部会】 : 新しい学園組織に合わせたPTA会費の見直しや調整、会則の作成に取組んでいます 。
【施設部会】 : 第2期工事の完了に伴う2027年(令和9年)3月の引越し計画や、校地内の安全対策を練っています 。
【こども園部会】 : これまでの幼保小中の交流成果を検証し、開校に向けた今後の連携計画を策定しています 。
クラブより:地域の教育改革を支え、未来の宝を育てるために
宮坂教育長からは「富士見中の創立、岡谷小の閉校、そして今回の川岸学園設立という歴史的な場面に立ち会える幸せを感じている」との言葉とともに、当クラブが長年続けている社会奉仕事業「自然の玉手箱」が子どもたちの豊かな学びの育成に貢献していることへの深い感謝が述べられました 。
幼保から中学校までが一つ屋根の下で共に育ち、地域と深く結びつくコミュニティスクールとしての「川岸学園」の構想は、持続可能で活力ある岡谷の未来を照らす希望そのものです 。次世代を担う子どもたちがこの素晴らしい環境でのびのびと個性を開花させられるよう、岡谷エコーロータリークラブはこれからも地域の教育活動を全力でお支えし、共に歩んでまいります。
宮坂教育長先生、地域の未来を見据えた大変有意義で熱いお話をありがとうございました !












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